屋上防水工事 まだ大丈夫よ、雨漏りしてないし~は黄色ランプ点滅です。

こんばんは 大谷です。
マンション屋上の床や一軒家の(陸屋根)をメンテナンスする場合、
塗装で済む場合とシート等を新たに張らなければいけない場合があります。
※痛みの比較的すくない時に床表面を保護して中の層を劣化させないことが長持ちの秘訣になります。
痛み度60%位での保護塗装をお勧めします。
下の写真はFRP防水になります、アップで写真をとっているのでひび割れはっきり分かりますが、実際は顔を床20㎝近づけてやっと見つけられるレベルのひび割れです。
この顔を近づけてやっとわかる細いひび割れで、痛み度60%です。
この状態なら保護塗装(プライマー・トップコート塗装)で保護できます。
長持ちするといってもお金が掛かるでしょう~、気にはなっているんだけどね~
というあなたの心の声が私にはっきりと聞こえてきました。
でも考えてみてください、まだ雨漏れもしないし大丈夫だろうと思いながら
あっという間に5年の月日が流れ塗装では済まない状態になってしまうこともあります。
仮に塩ビシートを上から張らなければならない場合には、保護塗装の5倍以上の
お金が掛かることになります。(下地の補修箇所多ければさらに料金掛かります????)
下の写真は経年劣化により、防水層と下地との密着はなく、防水層を全て剥すことになりました。
全て剥した後です。剥し作業に2人で3日掛かりました。
補修、下地調整からの工事になるので費用は保護塗装の何倍も掛かりました。
皆さん私にお話してくれます。
もっと早く塗装工事をすればよかった
ものごとは何でも早く取り組んだ方がよいと言われています。
塗装工事も全く同じことが言えます。
現在では一般住宅も陸屋根(写真のような平らな屋根)多いです。
床の保護塗装は痛みの程度によりますが、新築時から5年~7年
を目安に一番お金のかからない保護塗装をすることをお勧めします。
先日、屋上床の保護塗装を完了した世田谷区 Sビル
昨年の8月に外壁塗装工事を行い、S様は雨漏り等の不安もなく
長持ちさせたいという思いから屋上床塗装をご依頼頂きました。
今回は床の痛みも激しくないので保護塗装で施工しました。
床の保護塗装といってもただ塗るだけでは意味が有りません。
高圧洗浄で汚れをとり、笠木の隙間やフェンスの根本などを埋めた後からの塗装になります。
プライマーを塗布後にトップコート2回塗りで完了になります。
塗装することにより下の防水層が守られ現状維持を可能にします。
現状を維持することはお金の掛かることになります、
しかし定期的にメンテナンスを行っていれば予算もおおよそ見込めるので
計画も立てやすくなるのではないでしょうか。
お家のメンテナンスを怠り、いよいよ工事をしなければという状況になり
お見積書の金額をみてビックリとならない為にも、
外壁・屋根ともに同じ年数ならば、特に屋上や屋根のメンテナンスは重要になります。