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外壁塗装で「下塗り」が必要不可欠な理由とは?

外壁塗装では「下塗り・中塗り・上塗り」と3回に分けて塗るということは、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。中塗りと上塗りは同じ塗料を重ねますが、下塗りだけは別の種類の塗料を使います。この理由について、知っている方はいらっしゃるでしょうか?

 

下塗りというのは、完成すると目に見えない部分ではありますが、実はとても重要な工程です。今回は「なぜ下塗りが重要なのか?」「下塗りで注意すべきことは?」といった内容について解説します。

外壁塗装における下塗りの役割

下塗りの役割は、主に次の2点です。中塗りや上塗りとは違って「下地と塗料の密着を高め、仕上げ塗料の吸い込みを防ぐ」という役割があるので、仕上げの塗料とは違う機能をもった塗料を使います。

 

役割➀下地と塗料の密着を高める

外壁材にいきなり中塗り・上塗り塗料を塗っても、しっかりと密着しません。いくら高性能で長持ちする塗料を使っても、すぐに剥がれてきてしまうのです。

 

 

そこで下地と塗料をピタッと密着させるのが下塗り塗料。接着剤のような役割をして、中塗り・上塗りが剥がれてしまうことを防ぎます。

 

役割②塗料の吸い込みを防ぐ

表面が荒れている外壁材は、塗料を吸い込んでしまいます。そのため下塗り塗料を先にたくさん吸収させることで、中塗り・上塗りの吸い込みを止めるという役割もあります。

 

場合によっては下塗りを1回塗っただけでは、吸い込みが不十分なことも。そういうときには下塗りを2回重ねてから、中塗り・上塗りへと進みます。

 

外壁塗装の下塗りに使う塗料は2種類

外壁に使われる下塗り塗料は、主に次の2種類です。

 

フィラー

外壁塗装では基本的に「フィラー」というボテッとした粘度の高い下塗り剤を使います。下地の凸凹やひび割れを埋めて、なめらかに整えるのが特徴です。

 

シーラー

外壁材の傷みがひどい場合、通常の下塗り・中塗り・上塗りだけでは塗料がどんどん吸い込まれてしまうことも。そのような劣化状態のときは、フィラーでの通常の下塗りの前に「浸透性シーラー」を塗ることもあります。先にシーラーをしっかり浸透させておくことで、このあと塗っていく塗料の吸い込みを抑えられ、長持ちする美しい仕上がりになります。

 

外壁の表面に合わせて塗り方を変える

一口に外壁材といっても、モルタルやサイディングなどさまざまな素材があります。表面の質感や塗料の吸い込みやすさも違うので、下地に合わせた塗り方をすることが大切です。ざっくりと分けると「たっぷり塗装しなければならない壁」と「たっぷり塗装できない壁」の二種類があるので見ていきましょう。

 

たっぷり塗装しなければならない壁

こちらは「リシン壁」といって、モルタルに細かく砕いた石や砂を混ぜた外壁の仕上げです。見てわかるように、表面がでこぼこしていますよね。

 

こういった凹凸の激しい外壁材では、下塗りから塗料をたっぷりとつけることが大切です。十分な厚さをもたせることで、中塗り・上塗りの吸い込みを防ぎ、塗装をしっかりと長持ちさせることができます。たっぷり塗らないと、仕上がりのツヤが悪くなったり、変色を起こしたりすることもあります。

 

たっぷり塗装できない壁

同じモルタルでも、凹凸の少ないフラットな外壁の場合は、たっぷり塗装することができません。一気に厚塗りをしてしまうと塗料が流れてしまうので、多すぎず少なすぎない量を見極めて塗ることが大切です。

 

サイディングもフラットなので、ダレやすい外壁材です。塗料をケチることはせず、なおかつダレることのない量で塗装をします。

 

まとめ

下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装のなかでも、下塗りは特に重要な工程です。技術がない方が作業を行うと、数年で塗料が剥がれたり、ツヤがなく変色が見られたりすることもあります。塗装後すぐは違いがよく分からないかもしれませんが、3年、5年と時間がたつごとにハッキリと違いがでてくるかと思います。

 

下塗りは通常1回ですが、下地の状態によっては数回塗ることも。「下塗り・中塗り・上塗りできちんと3回塗っています!」とどの業者も言いますが、状態によっては3回塗っただけでは足りないこともあります。外壁や屋根の状態を見ながら、適切な工程を踏んでいくことが大切です。​

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