外壁塗装で重要な色選びのポイントとは?

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色選び

外壁の色を少し変えただけで、家の印象はがらっと変わるものですから、その色選びは非常に重要だと言えますよね。
「本当はこんな色にしたかったのに・・・」「イメージしていた仕上がりと全然違う」・・・こんなふうに、外壁塗装の色選びで失敗して後悔する声も少なくありません。
では、どうしたら思いどおりの外壁塗装の色選びができるのでしょうか?

色相・明度・彩度とは

色には「色相・明度・彩度」という属性があることを知っていますか?色の勉強をしたことのある人でなければ、普通はあまり聞いたこともないような言葉ですよね。
外壁塗装で色選びをする際に、これらの知識を少し得ておくだけで、スムーズに話を進めていくことができるでしょう。

色相

いわゆる色味のことを言います。空にかかる虹の色を思い浮かべてみてください。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7つの色です。これらの色と赤紫をわっか状にしたものを色相環といいます。

色相

この色相環で反対方向にある二つの色を「補色」と呼んでおり、それぞれの色を際立たせる関係性があります。

明度

色の明るさのことを言います。
白が多ければ同じ色でも明るくなり、逆に黒が多ければ暗くなります。

明度

彩度

色のあざやかさのことを言います。
彩度が高くなればより鮮やかになり、逆に彩度が低くなればより黒みがかかった色になります。

彩度

同じ色であっても、周りの色がどんな色かによって見え方はまったく変わってきます。外壁塗装では、外壁の色だけを考えるのではなく、隣り合う屋根・ドアなどの色とのバランスがとても重要だと言えるのです。

色選びで失敗しないための注意点

色の基本的な知識を得た上で、外壁塗装の色選びを実際に行っていきます。その際に注意する点はどのようなことでしょうか?

周囲との調和を考える

誰でも、自分の好きな色というのがあると思いますが、好きな色だからといって何でも外壁の色に使えるかと言えばそうではありません。
例えば、原色に近いような鮮やかな色を外壁の色にもってくると、明らかに自分の家だけ周辺の街並みから浮いてしまうはずです。


色選びを行う前に、まずは、自分の家の周辺の街並みをよく観察して、よりマッチする色合いはどんな色かを具体的にイメージすることが大切だと思います。


また、他の家の外壁や屋根の色を見る事で、自分の家の外壁の色選びの参考になることもあると思います。
周りを見ることで自分はどんな色合いが好きなのかもはっきりしてくるでしょうし。

面積によってまったく違う色合いに見える

外壁塗装を行う上でよく耳にするのが、「思い描いていた色と違っている」ともめるという話です。
これは、色を選ぶ時に、実際外壁に塗られた色を見ながら選ぶわけではなく、それよりも面積の小さなカラーサンプルを使って進めていくことが関係しています。


小さな面積から大きな面積になった場合、どう色の見え方が変わるのかを知っておくことが失敗を防ぐポイントとなります。

【大きな面積で見ると・・・】
色相・・・より色味が強く見える
明度・・・より薄く明るく見える
彩度・・・より鮮やかに見える

このような面積による見え方の違いを踏まえた上で外壁の色を選んでいくことがとても大切です。

艶ありか艶消しか

また、外壁塗装において、艶のある塗料にするか、それとも艶のない塗料にするか、というのも悩みどころだと思います。


艶ありと一言でいっても、どれほどの艶具合かによって見た目も大きく変わってきます。

グロス値 70以上 60前後 35前後 15前後 5以下
艶あり 七分艶 五分艶
半艶
三分艶 艶なし
艶消し
マット

知っておくべきことは、塗料によって艶あり・艶消しは決まるもので、決して塗装業者が塗り方を変えて艶のある仕上げにしたり、艶のない仕上げにするものではありません。
つまり、いくら機能面で気に入った塗料があったとして、かつ艶のない仕上がりが好みだったとしても、艶あり塗料しかない場合には、その塗料を使うことはできないのです。
塗料選びで何を優先すべきかをはっきりさせておくことが大切ですね。


また、艶あり・艶消し塗料のそれぞれの特徴をよく理解しておくことも重要です。


●艶あり塗料

【メリット】
・新築のような輝き
・汚れにくい
・塗料の力を最大限活かせる
【デメリット】
・艶は6~8年で消える
・安っぽく感じる場合もある
・光具合を調整できない

●艶消し塗料

【メリット】
・落ち着いた仕上がり
・周囲と調和しやすい
・高級感がある
【デメリット】
・汚れやすい
・無難な感じがする

また、注意しなければならないのは艶消し塗料についてです。
実際には、元々艶消し塗料ではなく、艶のある塗料に艶調整剤を混ぜて艶を消しているものが多いのです。
その特徴についてもしっかりと理解しておきましょう。


●艶調整塗料

【メリット】
・好みの艶に仕上げられる
・塗料の選択幅が広い
【デメリット】
・塗料の性能を落としてしまう
・塗りムラや艶ムラが出る
・職人さんの技量次第で変わる

それぞれの良いところ、悪いところを知った上で、自分の好みも踏まえてどのような塗料を使うかを決めていきましょう。

どんな手順で色選びを進めていけばよいか

では、実際にどのような手順で外壁塗装の色を選んでいけば良いのでしょうか?


① 色見本からイメージを決める


まずは、色見本を見て自分の希望のイメージはどんな色なのかをはっきりさせることから始めます。


その際、できるだけサンプルは大きなサイズのもので比較してみることが大切です。
色選びの注意点の際にも説明しましたが、色は小さな面積と大きな面積で見た場合、まったく別ものに見えることがあるのです。

② カラーシミュレーションをする


そして、だいたいの色のイメージの方向性が決まったら、その確認のためにカラーシミュレーションをしてみましょう。あくまでも確認をする目的であって、イメージを決めてからでないと、なかなかこれ!というものが決まりにくいと思います。


実際の外観に希望の色をあわせてみれば、具体的な仕上がりイメージもわかりやすいですし、いくつかの候補のイメージを比べて選ぶこともできます。


ただ、気をつけなければならないのは、モニターやブラウザーなどにより、同じ色であってもまったく違う色に見えてしまうこともあるということです。
カラーシミュレーションの色が実際の仕上がりの色とまったく同じ、とは思わないことが大切です。
同じような色で外壁塗装をした家があれば、外壁塗装業者の担当者にお願いして、実際に家を見に行ってみると、色の失敗が防げるのではないかと思います。


③ 屋外で外壁にサンプルを当てて確認する


色選びで重要なのは、室内と屋外での色の見え方の違いを知ることです。
室内で色選びをしても、結局外壁は屋外にあるわけですから、イメージしていた色と違う、という失敗につながってしまうので、サンプルを実際の外壁にあてて見てみると良いでしょう。

まとめ

外壁塗装の色選びは、非常に重要ですが、仕上がりを想像しながらあーでもないこーでもないと決めていくのはとても楽しみなイベントでもありますよね。
面積や光の当たり方によってまったく違う色に見えるという点に注意した上で、周りとの調和を考えながら好みの仕上がりイメージを決めていけば、理想的な外壁になるのではないでしょうか。

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